かぁあぁあぁぁ…と。

普段凛々しいまでの美人である龍娘の頬が赤く染まる。

校舎破壊に端を発した龍娘と生徒達の夏休みの攻防。

その際、龍娘に捕縛されかけたチャーリーが、彼女から逃れる為の苦肉の策として『愛の告白』をした。

結果として恋愛に免疫のない龍娘は激しく動揺し、その隙にチャーリーはうまく逃げおおせた訳だが…。

「こ、こんばんは…チャーリー君…」

両手をモジモジさせて、挙動不審な事この上ない龍娘。

ぶっちゃけてしまおう。

彼女はチャーリーの告白を今でも真に受けていた。