「アモル、クリスマスってなキリストの聖誕祭だぜ?で、俺達ゃ魔物だぜ?何で神の誕生日なんぞ祝わなきゃならねぇんだっ、ケッ!」

くまのぬいぐるみ、エリザベスがふてぶてしく言い放ち。

「そうだそうだ!つまり俺様がそんなぱーてぃーに参加する義務はねぇって事だ!冬月、帰っててれびじょんでも見てようぜ!ヒャッハァッ!」

骸骨の妖怪、溝出がカタカタと歯を鳴らす。

そんな二人?を。

「細かい事ぬかすんじゃないわよ、タダメシにありつけるってんだから食っときゃいいのよ」

アモルファス・シャドウが『ぶん投げるぞぬいぐるみ』みたいな視線で睨み。

「ホンマなら家で留守番させとくとこを連れてきてやったんどす、文句言うたら学園の50メートルプールに沈めますえ」

源 冬月がクツクツと笑った。