出会いは偶然恋は必然2nd

「龍哉、やっと気づき始めたのか」



「なにに?」



「いや!こっちの話だよ」



龍哉に相原君と別れろって言われると気持ちが揺らぐ。



どうしてあんなこと言ったの?




「美音、相原君どうするの?」



「わかんない。だけど大丈夫だよ?龍哉と優羽のこと私心から応援してるから」



そう。これは本心。



「はぁ?美音なんか勘違いしてない?私は龍哉のこと幼馴染としか思ってないし、龍哉も私のことは妹としか見てないよ?」



そんなはずない。龍哉は優羽のことが好き。



「優羽はそう思ってても、龍哉は違うよ」



自分がどんどんひどい女になっていく。



「美音、龍哉の好きな人は私じゃないよ」



びっくりした。いつまでも子供だと思っていた優羽が、急に大人びた表情で言ったから。



「なんでそんなことわかるの?」



「だって私、美音と龍哉の幼馴染だもん♪」



「言ってることがよくわかんない」



「じゃぁさ、美音の親友として一個だけ言っていいかな?」



「うん。なに?」



「龍哉にちゃんと気持ち伝えたほうがいい。絶対。いつまでも逃げてる美音、私は嫌い」



反論しようとしたら、



「大丈夫。龍哉はもうきっと自分の気持ちに気づいてるから」



そういって帰ってしまった。