ゲームオーバー

何で、唯翔のこと…?

「ごめん。深夢の元中の人から聞いちゃった」

「それで?」

「えっ…?」

「みんなにバラす?それとも笑う?」

「わっ私はそんな事しない!」

「いいよ、そんな嘘」

「私、誰にも言わないよ!?」

そんなの信じられない。

誰も信じられない。

「深夢?恋愛は大事だけど、過去より今の方が大事だよ?」

そんなの分かってる。

だけど、私の中では過去じゃないの…

「もぅ…いいよ。ほっといて!」

「深夢は、過去にすがり付いてるだけ。過去を乗り越えなきゃ、前へ進めないよ!?」

ドキッ

私は無我夢中に走った。

場所は、保健室。

何で、ここに来たんだろ…

「おっ!深夢ちゃん…」

「うっぅぅ…」

先輩困るよね…

いきなり泣かれちゃ…

だけど、美來の言ってる事が当たりすぎてて、涙が止まらない。

ギュッ

「えっ…?」

「泣いていいよ」

私…おかしい。

男に触られるの、嫌いなはずなに…

先輩あったかい…

どうして…

こんなに心地よいんだろう