カワラナイデ。


だから、本当は東京に行って欲しくなかった。

表面上では賛成していたけれど、内心離れたくなかった。


ー最後は、笑って見送りしたけど。


本当は、伊織がいない生活は嫌だったんだよ。


その後の遊びも、ひとりじゃつまらなかった。