リビングのテーブルに置いてあったパンを

カフェラテと一緒に軽く食事した

「さ、準備準備」

顔を洗ったり着替えたりドライヤーで少しブローをしたりと

準備を全部済ませた頃には

予約時間の5分前になっていた

「えっヤバ!!遅れる~!」


急いでカバンに財布と生徒手帳を入れて家を出た

いつも行っている美容室は家から5分もかからない

近すぎる位置にあった

自分でもすごい近いと思う…(笑)

すこし駆け足で歩き美容室に入った

AM 9:05

「店長さ~ん、5分遅れた…ごめんなさい…!」

そう叫びながら美容室に入ると

「お~葵ちゃん!いらっしゃい~いいよ、いいよ気にしないで~♪」

と店長さんはいつものように優しく許してくれた

ここにはかれこれ3年近くは通ってる

店長さんは40ちょいのオシャレおじさん(笑)

優しくて面白くてオシャレなんだよねー
ちなみにわたしの担当美容師さん。

この美容室は、店長さん、お姉さん2人でやっている

「葵ちゃん~!おはよー」

とお姉さんが話しかけてきた

すんごい眠そう(笑)

「亜美お姉さんおはよー。顔起きてないね(笑)」

「まじ?やっぱ朝はキツイわ…」

亜美お姉さんは22歳
髪は栗色ロングできつめのパーマかけてるサバサバ系な人


軽く会話をしてから店長さんとカウンセリングを始めた

「結構伸びたね~忙しかったの?」

「そうなんですよー学校が忙しくて、忙しくて…!」

「高校、入ったんだっけ?どこに行ってるの?」

「あのーあっちの方にある美容師学科がある高校です。知ってます?」

「あ~分かる分かる。葵ちゃんも美容師目指すのか~楽しみにしてるね(笑)」

「頑張ります(笑)」

「髪はいつもの感じでいいよね?」

「はい、いつもので!」

友達みたいに会話してカウンセリング終わり

「葵ちゃん、おはよ。シャンプー台どうぞ。」

と、2人目のお姉さん