俺は羞恥のあまり五十嵐くんから顔を背けた
こんなときに暴露していいものなのか
そもそも五十嵐くんは、こういうのに慣れているのか
俺は遊ばれてるのか
いろんな事が俺の頭の中を巡った
「…じゃあ俺が教えてやるよ、最初から最後まで…」
「え…?」
五十嵐くんの手は俺の顎を掴むと俺の唇に自分の唇を添えてから舌で唇を舐めてきた
突然のことに驚き口を開けると舌が入り込んできた
抵抗しようとすると俺の後頭部と腰に腕を回して身動きがとれなくなる
舌で押し返そうとすると絡みとられ、歯列をなぞられると背中に電流が流れたかのようにピクリと反応してしまう
「ふぁっ…ん……んんっ…」
息が足りなくて自分で立てないくらいになった俺を支えながら唇を離した
「お前…エロすぎ。これ以上やると俺の理性が保たねぇよ」
俺は数秒ボーッとしてから自分にやられたことを思い出して我に返った
「てめぇ!五十嵐!////ふざけんな!!ぶっ殺すぞ!////」
五十嵐は笑って答えた
「やっと俺のこと五十嵐って呼んでくれたな」
不覚にもその笑顔にドキッとしとしまった俺
五十嵐のことだから嫌味が返ってくると思ってた
不意打ちだ
「俺の告白忘れんなよ、明日の放課後ここで待ってる」
最後には、おでこにキスしてからヒラヒラと手を振り帰って行ってしまった


