コイツ謝れるのね~。
可愛いとこあんじゃん?いや、甘いか



「許してくれないわけ?」



あ、すっかり自分の世界に入ってた。



「仕方ないから許すよ」


「良かった」



良かった?なにが?



「これからは無視すんなよ?」



そう言いながら友規は頭を撫でてきた。



「はい」



て、なんが私が敬語なの?
完全に友規ペースじゃん。



「とりあえず急ぐぞ!」



あ、学校の事忘れてた。
友規といると調子くるう。



「たま!早く歩け!」



命令されてるし。
ってか早いっ!さすが、サッカー部


この後担任に怒られたのは言うまでもない!