私の執事は同級生!?(仮)

「俺にはボーっとする時間もくれないのか?」

「ちゃ、ちゃんとあげてるじゃない!」


食事ごとか、お風呂上りとか。

結構時間はある、はず。


「お前が勝手に思ってるだで、俺はずっと忙しいんだよ。

食事の準備とか、髪の毛乾かすとか、寝る前の準備とか」

「え?食事の準備って龍神君、自炊してるの?すごーい」


そこに入ってきた萌奈ちゃん。

とても感心している様子。

世の中的には男の子の自炊は珍しいらしいのかな?

「まぁ、そんな感じだ」とあいまいに答え、軽く笑った。

私にはそんなに笑わないくせに、萌奈ちゃんの前ではデレデレしちゃって!

なんとなくイライラ。


「私もね、今はおばあちゃんと二人暮らしだから自炊してるの」

「そうだったの?」


初耳だぁ。


「二人暮らしって大変じゃないの?」

「うん。

おばあちゃんも結構年だし、私がやらないと」


萌奈ちゃんは笑っていった。

私には到底考えられない二人暮らし。

…自炊できないし。


「親が離婚しちゃってさ。

お母さんのほうに引き取られたんだけど、中2の時に亡くなって」

「あ……」


…悪いこと、聞いちゃったな。