私の執事は同級生!?(仮)

ひんやりする。

エアコンのせいか、それとも翔の平均体温が低いのか私の額に触れた手は冷たかった。

それに反比例して私の体温は一気に上昇。

ていうか鼓動も早い?

やば、重症かも…。

翔が手を離す。


「熱…はねぇよな。朝計ったし。

熱射病か?」


私の鞄から水筒をだし、それを受け取って飲む。

中身はスポーツドリンク。

たぶんこういうことを予想して翔が入れたんだろう。


「とりあえず水分とって横になれ」

「うん…」


言われた通りにそのまま寝ころんだ。

ベンチもひんやりだ…。


「だから無理すんなって言ったのに」


茶化すように「さっきの嘘にならなくてよかったな」と言うけどいつもより口調は優しかった。

…心配してくれてるのかな。

まぁ、そりゃ心配するか。

私になんかあったら翔がクビになっちゃうもん。

クビ……。

………それは避けたい。

私の執事は翔だ。

絶対にクビにはさせない。