私の執事は同級生!?(仮)

部屋に行くと何やら緊迫した雰囲気。

龍神と新木君が睨み合っていた。


「えと…、どうしたの?」

「ん、なんでもないよ?」


新木君が振り返る。

きれいな笑顔だった。

…逆に怖いです。

その合間に少しのお菓子と炭酸が運ばれてきた。


「あ、これ食べていいよ。

まだたくさんあるから。」

「マジで?

見たことねぇもん多いな…。」


新木君は物珍しそうにお菓子を見てから、一つつまんで口に運んだ。

顔がほころぶ新木君。


「うま…。」

「喜んでもらえてよかった。」


私も笑顔。

その間、龍神は無表情で私の横に立っていた。

…どうしたんだろう。



新木君はたくさんのお菓子を一つ一つ味見して、気に入ったお菓子を持って帰った。


「サンキューな、桜木。

すげぇうまかった。」

「こちらこそ、助けてくれてありがとう。

新木君がいなかったら私、どうなってたか…。

とにかく、本当にありがとう。」

「女の子を守るのが男の役目だからな。

いつでも頼ってくれ。」



真面目にいうもんだからちょっとおかしくて、私も笑いながら「うん、そうさせてもらう。」て答えた。

満足そうに頷き「じゃあな。」と一言言って新木君は門をくぐって行った。