私の執事は同級生!?(仮)

すると。


「何そこだけ盛り上がってんの。

俺も混ぜて」


入ってきたのは私の隣の席の男子。

茶髪でチャライ感じがする。


「萌奈ちゃん奇遇だね。

俺の名字も小鷹ていうの。

感じは違うけどな」

「はぁ…」


萌奈ちゃん、軽く引き気味。


「じゃ、話に交じってなかったから自己紹介。

俺は小鷹駿也。

中学ん時はバスケ部のキャプテンやってました。

駿って呼んでくれ。

よろしく!」

「よ、よろしく…」


言ったのは私だけ。

萌奈ちゃんは苦笑い。

翔は一瞥しただけだった。

でも、悪い人ではなさそう…。


「…あれ、場の雰囲気こわしちゃった?

うぁ、失敗した」

「そ、そんなことは…」

「ごめん、俺が悪かったよ…」


一人で落ち込みだす駿。

案外ガラスのハートの持ち主?

ちょっとかわいそうに思えた。