私の執事は同級生!?(仮)

もう一度萌奈ちゃんが笑う。


「お幼馴染だったんですね。

通りで仲良さそうに…」

「ぜ、全然仲良くないし!!」

「そーそ。

俺らは腐れ縁って奴?」


く、腐れ縁…。

まぁ確かに。

3年前から勤務している翔はただの執事。

私はどこぞの金持ちのお嬢様。

ただそれだけだし。


「そうだ!

萌奈ちゃん、敬語はやめて?

折角同い年なんだから、気軽に話そうよ」

「う、うん…」


少し緊張気味にうなずく萌奈ちゃん。


「勝手に押し付けんなよバカ。

それは小高が決めることだろ」

「バカバカ言わないで!

そんなの分ってるし!

萌奈ちゃん、少しずつ慣れてくれたらいいからね」


私が笑って言うと、萌奈ちゃんもはにかんでくれた。