私の執事は同級生!?(仮)

2時間目の班決め。


ブルブル…


携帯のバイブ音。

相手は翔だった。

なんとなく…うれしい。


[今日の放課後、正門で待ってて。
多分すぐ行くと思うけど…。

今日山中さんはお父上様がパーティーに行かれるらしいから、そっちに行ってて来れないらしい。

一緒に俺が帰るから。


あと席番号、何番?]


かなり長い文章だけど、〈とりあえず待っとけ〉ということらしい。

絵文字もないメールだったけど、メールが来たことがうれしい。

…何この気分。

何か、変。

そ、そんなことより返信!


[うん、分った。

じゃあ正門出て待ってるね。


席は、3番]


翔に返信。

3番は一番窓側の列で、後ろから二番目。

私たちの学年では1列6人で男子女子と交互に座るようになっている。

そのため、横の席は必ず異性。

…横だけでなく、前も後ろも。

私たちの列は一番前は女子。

よって、女子の3番は窓側の後ろから2番目ということになる。


ブルブル…


またバイブ音。

翔からの返信だ。


[じゃ、よろしく。

奇遇だな、俺も3番]


さ、3番!?

ということは…私の後ろ?


「よーし、お前ら動いていいぞー」


先生の妙に間延びした声でみんなが動き出す。