ちょっと危険な童話① 赤ずきん






「…俺は、オオカミ、だよ」





それを聞いた瞬間、赤ずきんの顔はさっと青ざめた。




…お、オオカミって…。


まさか、あの女の子ばっかり襲ってるっていう、あの!?



やだ!!


あたし、今までどうして気付かなかったの!?



とにかく逃げなきゃ…!!



あせってベッドから出ようとしても、もう赤ずきんの逃げ道はなかった。




「逃がさねぇよ」