―――まさか、赤ずきんの初めてが、オオカミだとはだれも思わなかったことだろう。 オオカミに抱かれながら、赤ずきんが考えることはお母さんとおばあちゃんのことだった。 ―――ごめんなさい、お母さん、おばあちゃん。 あたしは…汚れてしまいました。 もう、お母さんの所へと戻る資格なんて、ありません。