一番近くに君が居る




「なんか一杯食べたね!」

「そうだなー。もう少し花火まで時間あるから少し休むか」


二人は人の少ない座れそうな所を探して歩き始める。キョロキョロと辺りを見回しながら歩くと今まで以上に辺りの人間が目に入り、ココはそこで一つ、気がついた事があった。

なんか、思ったよりも浴衣の子多いな…しかもいろんな色があってみんなとっても可愛い。もしかして、浴衣で来た方が良かった…?


「…ねぇ直哉。浴衣の子多いね」


そう声をかけると、直哉は「ん?あぁ、そうだな。祭だもんな」なんて答える。


「やっぱりお祭は浴衣なのかな?」

「まぁーそうかもなー。こんな時くらいしか見ないし」

「…直哉は浴衣好き?」