一番近くに君が居る



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気がつけば終業式も終わりを迎え、ついに待望の夏休みへと突入した。

直哉はやはり部活動がとても忙しく、夏休みに入ってからは練習試合やら公式試合やらでバタバタしっぱなしであった。

その間ココはというと、咲や友美と文化祭の準備と言う名のショッピングをしたり、久代の家へ遊びに行ったりとなんだかんだで夏休みを満喫し、今日はついに笑華と久々に会える予定になっていた。


「あ!笑華ちゃーん!」


集合場所である駅の時計の前に佇む笑華を見つけ、ココは思わず大きな声で名前を呼び、手をブンブンと大きく振る。

そんなココな気づいた笑華は微笑みつつも少し恥ずかしそうに「ココちゃん大袈裟」と、呟いた。