一番近くに君が居る


「花火も最後上がるらしいんだ!そうだそうだ、二人で行こう!祭なら夜だから部活あっても行けるし、近くだからココも大丈夫だろ?決まりな!」


すると落ち込んでいたココだったがパァっと笑顔を取り戻し、「えー!楽しそうー!」なんて、すっかりウキウキした様子である。


「じゃあテストもさっさと終わらせよう!」


おまけにテストへの気合も充分満タンになったココ。

「まぁ、テストは早く終わらせても時間は変わらないけどな…」なんていう直哉の呟きも、今のココの耳には届いていないようだった。