「…イヤか?」 想があたしを落ち着かせるかのように言う。 イヤ、ではない。 むしろ嬉しい、けど… 想の家族に迷惑かかっちゃうし、心臓もたないし… 「イヤ、じゃないけど…」 「そ?じゃあ決定~!!」 「えぇ~!?ちょっと、想!!」 ちょっと待ってよ!! 決定って!!