大好きだょ(短編)

あたしは不良なんか
大嫌いだった。
自由がきくから。

でも、なんか竹花君とは
普通になっていた。

「ああ、じゃあ今日の放課後遊ぶか!?」

「今からでもいいよ!」

「急だなw」

「あっ…ごめん!!!」

迷惑、竹花君にもかかってる…

「大丈夫だから!カバンとって
チャリ小屋に集合!!!」

「はいッ!!」

あたしは急いで教室に向かった。

ガラガラッ

シーンとしていた教室が一気に
騒がしくなった。

「あの…頭が痛いんで早退します」

あたしは人生初の早退をした。