こんなに、穏やかな時間を過ごすのは、




一体、何年ぶりだろう・・





私のベットに座る、




翼の肩に寄りかかって、




パパの話をした。




パパが空に居るって信じてた




子供の頃の話―。





翼は、時折微笑んで、




私の髪にキスをする。




翼からは洗い立ての洗濯のような




いいにおいがした。




でも私は・・?




私は、昨夜の臭いを洗い流せてない・・




急に、翼とは正反対な自分の体が気になる始める。




まだ、武田の臭いが残っていたら




どうしよう―・・




嫌悪感が走った。