私に・・




告ってくれた!?




「付き合ったら、ずっと一緒に居れるだろ。


お前が退院してもさ。」





「でも・・そんな、私の事ほっとけナイからって・・


簡単に決めちゃって・・・


いいの?翼。」





「・・違うよ、美緒。


俺、好きだったんだぜ、美緒の事が。。」







―うそ・・・




翼が!?―





「お前と居るとホッとする。素の自分に戻れるんだ。


なんとなく似てるしな、お前、俺の家族に。


今まで、気持ちを伝えられなかったのは・・


俺とお前じゃあまりにも・・違いすぎるから。」





「だって・・こんな私じゃ、翼に釣り合わないもん・・」





「そういう意味じゃないんだ、美緒。


お前には未来があるから。」





「私に未来をくれたのは翼でしょ・・


あんたがいなかったら私また、自殺してたよ。」






「簡単にそんな事、言っちゃダメだよ。」




翼は今まで見せたことないような怖い顔になる。




「自殺なんてしちゃダメだ。」って




その静かで低い声には威厳があった。。。



私を守るみたいに見つめる瞳に、



心が惹かれるよ・・



わたしもぉフラフラだよ。翼に・・