リアルな息づかい、




武田の口臭




汗ばんだ肌―







夢の中でそれらを感じるんだ。








武田は、私を抱く時




いつも、体を舐めまわす。




念入りに




チュパチュパ音を立てて。




不快な音。。




心臓が縮んだ。




胸の先を噛まれて




苦痛に




悲鳴に似た声を出すと




武田は喜んだ。







体に付いたその唾液のにおいが強烈で




私はいつも吐きそうになる。





私の体を触りながら、時折、でる武田の低い笑い声 ―





Hをした ―とは言えない、





絶望だった。






そんな日が毎日続いてたんだ。




気が狂いそうだった。