家に帰ると、



待ち構えていたように、




本宅から、おばあちゃんが出てくる。




「青空ちゃん!!ママのいう事聞いて、お利口にしてたぁ?」



「うん。」




青空はおばあちゃんっ子だ・・




この沢山家の跡取りとして、大事に大事に育てられている。







あれから奇跡が起きた――




パパと翼の血を引く青空が生まれたことで、




おばあちゃんの、病気が奇跡的に回復したのだ。





今、青空はおばあちゃんの、―生きる希望―




となっている。





「おばあちゃん、少し、青空の事頼むね。」




「分かったから、早く、着替えてらっしゃい。」





私の本当のおばあちゃん・・・