「美緒、愛してるー―。

お前の事を、思わない日は無かったんだ。。。」




「私もだよ。」





「雪奈のことは・・」




「・・・もういいの。」




翼の話を遮って、私は言った。





「何を聞いても、愛している事に、変わりは無いから・・」





「美緒・・」







私達は立ち上がって、






ガラス越しにキスをした。











その冷たいキスの感触を



私は一生わすれないだろう・・








私が、愛する人の死を知ったのは、




この時から、1ヵ月後の事だった。