ブルースカイ

何かが違うこの辺り・・




そんな焦りを感じ始める




家と庭の大きさ、家のデザイン、門の大きさ




こんなに大きい家ばかりが並んでる所を




見たことがない・・





やがて、8個目の停留所で・・




私はバスを降りた




ドアが閉まり、バスが発車する。




風に誘われ振り返ると



足元から海に向かって、絶景が広がっていた





ウワ・・




すごい景色・・





どこかに旅行にきたみたいな



感覚―・・




「東 美緒様ですか?」




急に名前を呼ばれて振り返ると




そこには



綺麗な身なりをした白髪のおじいさん



が立っていた。