「あー!あー!
伊崎なんて知らねぇし認めるとか意味わかんねぇ」

「あのバカ犬は、聞かなくてものろけ話言うのにな」

「んなっ!」

松橋の頬が赤く染まる。
松橋は、それ以上は聞きたくないと耳を塞いだ。

松橋の態度に祥太は目を細めてあることを思い付いていた。

松橋は、その時の祥太に気付いていなかった。