「篠原、髪伸びたな」

「あ?…ああ」

ボサボサの髪に適当に結ばれた髪がピョコンと跳ねている。

「切らないんっすか?」

「祥太が切ってくれってからな」

「え!?いつも祥太さんが、やってくれてるんすか!?」

「金ねぇからな」

祥太曰く、シノは短いと幼く見えちゃうからね。
俺は、長い方が好きー!と、なかなか切ってくれません。


●end………?……●