「学校はどうする?俺無断で来ちゃったから…」
「私も…」
「とりあえず戻るか?」
「……ええ」
そう言って下を向いた。

すると翼はいきなり立ち上がり、
「俺…お前のこと守るように努力するよ。」
と言った。

「……無理しないで?」
唯歌は心配そうに翼を見上げる。

そして唯歌も立ち上がり、学校へ向かって歩いて行った。