だから、あたしはちょっと落ち込んでしまう。 みっちゃんはそれを見て、クスクスと笑った。 …失礼しちゃうわっ! それから、あたしに手を差し出し。 「じゃあ、行きますか!」 なんて、女の子のあたしまでドキドキしちゃうような笑顔を見せた。 ……美人さんは、ずるいです。 けど、あたしはその手を取って。 「…はい。」 頷いた。 そして、みっちゃんと学校をあとにした。