はるきは、気が済むまで
私の体を抱いた。

帰るときに

「なんでいつも冷めた目をして笑ってんだよ…俺がお前を変えたい。支えたいのに…」

よく言われる冷めた目-…


「無理」

その一言を捨て私は玄関を
出た。

男なんて山ほどいて
その中に彼女を一途に思う
男なんてどれほどいるのだろ。