でも違ったみたい。

「早かったな」

考えごとしてると
結構早くついた。

「そぅ?」

適当に返していく返事。

急に後ろから抱きしめられる

「俺…お前のこと本気なんだけど」

はぁ…ダルィ
そのパターン一番嫌い。
なんであんた1人に私が
縛られないといけないのよ。

「悪いけど、ムリ」

軽く断るとはるきの顔が
みるみるうちに、
険しくなっていく。

「俺は華一途なんだ。お前しか考えられねぇ…お願いだよ」

正直ウザイー…

「これだけで呼んだの?だったらもぅ帰る。ぁと、あんたもぅいらないから。」

冗談じゃない。
彼女なんてただ男に縛られるだけじゃないのよ。

腕を振り払い
帰ろうとしたとき-…