幸い、その夜もお客の入もまずまずで、大きなトラブルもなく閉店時間を迎えた。

社員のオッサンもレジ横から一歩も動かずに済んだ。

最後のオーダーが出たのを確認したアズが

「バムさん、オークリ!」

と声をかける。