彼女は店長

(答えのない問い…)

店長とのことだってそうだ。

結局、”終わったこと”にしてはいるが何が終わったのかもよくわからない。

いや、じつは始まってもなかったのかも…

店長は店の外のエレベータホールの窓から外を見ていた。

今日のスーツはグレナデンのようなエンジ色だ。

白磁のような白い横顔にそのエンジ色はよく似合ったが、落ち着きよりも儚さを感じる美しさだ。

(悔しいケド、いい女だ…)