(キンさんやアズたち、何してるかな…) 青春を楽しむみんなをステレオタイプに想像してみた。 その貧弱で安っぽい想像の中にすら、オレは自分を描けなかった。 だいたい、そうゆう”仲間”とか”みんな”という概念が沸かなかった。 (もうじきバイトの時間だな…行きたくねぇーな…) ネガティヴモードのまま、バイト先に向かった。