彼女は店長


アズのレアチーズケーキ賞賛が紅茶賛美に変わろうとするころ、オレたちはバイト先に着いた。

1階のエレベータホールに入ると、アズが急に黙る。

「ん?どしたの?」

「バム氏…昨日のコト…何も言わないでくれてありがとうございます…」

「…もういいじゃんね」

「はい。がんばります!」

そのアズの言葉に

(オレも逃げまわってないでカタ付けるか!)

という気になった。