彼女は店長


(また逃げた…って言われるだろうな…)

南行きの満員の最終電車の中でそう思った。

(…でもこの状況から逃げたくないヤツなんているかよ!)

電車の揺れに合わせポケットからケータイを出す。

着信はない。

オレは…電源を切った。