「お前がさっさと謝ればいい事だろ?!」 彼を怒らせているのも、 泣かせているのも僕。 それは知っていたけど、 謝れば、よかったのだろうか。 「ごめんね」 窓越しに向き合って、彼に伝える。 すると彼は微妙な表情を、 まだ何か残っているような、 そんな顔をしているものだから。 「好きだよ」 彼の顔を引き寄せて、 いつもと逆で、 僕より上にある唇に口づけた。