図書天使-生きたくて死にたくて生きたい-

「日向未、いこ。奴が来た。」女子の世界を操ってると、私が今まで勝手な想像をしていた『釈梨花(しゃくりか)』。

「そうよ。日向未、やめちゃいなよ。ね?ふふっ。」

「ひと殺しの娘なんか、やめた方が絶対いいって。」

「日向未可愛いから、あいつと関わるだけなんて勿体ないよ。あたしたちと一緒に男と遊ぼうよ。」

もう・・・同じかんかくなんかに陥らない。どうせ、考えるだけ無駄なんだもの。