図書天使-生きたくて死にたくて生きたい-

痛っ。手から血が出てる。

手の血から目を逸らすと、クラスメートの視線があっちこっちからやってくる・・・。

見ないで・・・。見ないで・・・。

もう、私は、怒りを寄せた。知らん振りをして、空を見上げた。
いいなあ・・・。羽欲しいな。どうして人間には羽が無いんだろう。

気持ち良さそうに、羽ばたかせている鳥を見て、そう考えた。
国語の間中そのことを考えていた。

私は理由が分かった。神様は、何でもできる人間に、羽をつけたら、弱い生き物が、行き場を失って絶滅してしまうと考えてんだろう。

最近、想像力が豊かだな。
本ばっか読んでるからかしら。