図書天使-生きたくて死にたくて生きたい-

「ねえ、名前は?学校サボってるなら言いつけるわよ。」


「めーせ。命に生きるで命生。」

その名をを聞いた瞬間、私涙目になって急いで聞いた。

「ねえ?あなた人間!?」

「失礼な・・・。名前はちょっと変わってますけど。」

命生・・・。いのちにいきる・・・。

め、い、せ。



「僕、ずーっと見てたよ!?」

命生は指を窓に向けた。

「何!?窓!?」

「違うよ。あの空だよ。空・・・。」





「ルハン・・・。」

「僕は違う、ルハンじゃない。でも、園乃ちゃんはちゃんと覚えてた。」


「空・・・・・。」