図書天使-生きたくて死にたくて生きたい-

「・・・はっ・・・。ん・・待っててよ・・・。」

やっと校舎に入った。

さすがに人の死ねる高さ、図書室は4階だ。




「ルハン!!!」

声を張り上げて叫んだ。



すでにルハンは透き通っていた。

「待って!!」

「園乃ちゃん・・・。」

「お願いだから待って!!私まだ言わなきゃいけない事がたくさ・・・。」

顔を見てあげたいけど、疲れて首が上がらない!

「園乃ちゃん・・・。来てくれて有難う・・・。」

ほろりと涙を流すルハン。

何とか顔は見えた。

「今度は、人間になってまた会いに来るからね。」



「もう、さようならなの・・・?」

「・・・・・。」

「ねえ!ねえ?ねえ!?」


「僕が園乃ちゃんに伝えたかった事はね・・・。」

「え!?何!!?」

「大切なものは・・・・・。」

パク、パク、パク・・・。

3回程、ルハンの口が動いた。

最後の方は、もう声が聞こえなくて。