図書天使-生きたくて死にたくて生きたい-

芝塚先生。


その顔には、あざや擦り傷、切り傷でひどい事になっていた。

「大丈夫ですか!!?立ち上がってくださ」
「月井さん、早く・・・。今日は何の日・・・か・・。」

先生は弱った声で私に何か訴える。

私はキッと日向未を睨みつけた。

「日向未がやったの!!?」

日向未は口だけ笑って、手を痙攣(けいれん)させてる。

「月井さん・・・。博士君の命日には、何が起こるんだっけ・・・。」

それ以上言葉を言えないという目で、私を見つめてくる先生。



博士君の命日・・・?

でもまだ秋・・・。

私は勘違いしていた。

博士君の亡くなった日は、すっかり冬だと思い込んでいた。

なくなった日、この地域にめずらしく雪が振ったんだもの。


博士君の命日か・・・。

「それがどうかしたんですか先生。」

「あなたの天使は、幻覚(げんかく)だったの・・・?」










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