図書天使-生きたくて死にたくて生きたい-

「あああああ!!!」

自転車と私、そしてルハンが空を飛んでいた。

ルハンは私の背中をぎゅっと抱きしめている。


「え!?どうなってんの!!?」

「羽を仰いで飛んでるんだよ!!」




そうだった。


ルハンは天使だった。




「すごい!空って綺麗なんだね!!」

私は首を後ろに振ってルハンに確認した。


「そうだね・・・。けがれを知らない人の心のようだ・・・。」

「なーーに大人みたいな事言ってるのよ!!」

「僕、今日で120歳だもん!」

「そっか!!」




空の旅は、1分もしないで終わった。