図書天使-生きたくて死にたくて生きたい-

それから私は大きめの病院に行った。

そこの医者は、私のような若者の事情も理解してくれて、優しかった。

若いちょっとイケメンの先生。

その先生が治療をしてくれる。

その人を信じて全てを話した。

妊娠の事以外にも話を聞いてくれる。

お父さんが人殺し、いじめられた、手に穴が開いている、何度も誘拐された。

さすがにルハンのことを言う気にはなれなかったけど。

「そっか・・・。大変だったね・・・。」

気が付くと、病院の外で話していた。

自然と笑顔もよみがえって、美しい気分。



「そうなんですよね・・・。はは。」

「ひひっ。おいひーでふ。」

お菓子をくれたり、手品をしてくれたり。

この人なら安心して体を預けられる。