図書天使-生きたくて死にたくて生きたい-

「ねえ、姉ちゃん。誰との子供持ってんだよ。同級生か?もしかして誘拐か?それとも年上のかっちょええ先輩か??」

いやみっぽく聞くチャラ男。

「誰の子か分からない。」

「へえ。それでも生むんかい?ええ!?」

私の顔をいやらしく覗くチャラ男。

「誰の子か分からないから生まないわけじゃない。この子の為に、今の私じゃ幸せに出来ないから生まないのよ。」

本当のことを言っただけ。

ごめんなさい、赤ちゃん。

この言葉が聞こえてたら、耳をふさいで?

「で、誰の子なんだい?やっぱ先輩か?最近じゃあ若者のくせにやばい事するのもいんからなあ・・・。誰の子なんだい?言ってみな。」

「誰の子か分からない!そう言っているでしょう?」

きつい言葉をぶつける私。

ソファが微妙に『ギシッ』っていってる。

「ところであんたはどうしてここにいるのよ。」

私は聞いた。

男のくせに、どうしてここにいるのか気になったから。

「俺は・・・・。」