図書天使-生きたくて死にたくて生きたい-

美羽が殺される瞬間を思い出した。



「寒っ!!」

その時だった。

夏の終わりに吹いた風はとても冷たかった。

周りの人たちを見渡すと、仰ぐしぐさをする人や水遊びをする子供達が目に映った。

「考え過ぎたか・・・。」


――――
綺麗な噴水だな・・・。

と眺めていた時。

時刻は9:00。

「お姉ちゃん!!」

「え?」

小さい子が私を呼び止めた。