図書天使-生きたくて死にたくて生きたい-

「お母さんがいるだけでこの子は幸せだと思うけど?」

私の腹に手を添えてルハンは言った。

そろそろ夏も終わるこの日の夕方は、とても綺麗な空をしていた。



私の中に命が宿っていても、誘拐やちんぴらの絡みは続いた。

顔にはどれほどの傷が出来た事か。

自分の頬を触って呟いた。

「私も女の子なのにな・・・。」

そして、次に腹を撫でて呟いた。

「あなたは私と誰の子ですか?」

伊与田さん?

とも志君?

ちんぴら?

誘拐犯?