「そっか・・・。」

「辛いじゃない??しかも、おろしたところで私は」
ぎゅっ!!

ルハンは私を背中から抱きしめたようだ。

なんか、口まで塞がれてる。

どうせ、わたしは、人ごろししですよーだ。

本当の人ごろししになるより・・・いっその事。

ルハンの手がゆるんだ!!

「おっしゃ!!すきありぃ!!!」

ルハンの腕から逃げだして、手すりに乗っかり、落ち・・・

られるわけ無いか・・・。